フロッピーの種類

フロッピーディスクにはいくつかの種類があります。
14.4 fdd    2HD 最大1.44MB

右上に HD のロゴがあります

もっともポピュラーな物です


右下に穴があります



2種類のフォーマットがありますので、プロパティーで確認してください。

  
1.44MBフォーマット お持込できます    1.2MBフォーマット
なるべく1.44MBでフォーマット願います
フロッピードライブのあるパソコンなら、どのパソコンでも読むことができます。    WindowsXP 以降のパソコンでは読むことができません。

1.2MBフォーマットは、WINDOWSが出る前の国産パソコン(PC-9801-NEC製-)などで多く使われたフォーマットです。
WINDOWS になっても使えるようにしていましたが、ついに WINDOWS XP から読むことも書くこともできなくなりました
WINDOWS95・98・Me・2000 でも、特別なソフト(無料配布)を入れなければ読み書きできません(メーカー製パソコンによっては、あらかじめ入れています)。
他者に渡す場合には都合の悪いフォーマットです。
長くそのデータを活用するのであれば、読めるパソコンが元気なうちに、CDなどに移し変えましょう。
(今読めても、そのパソコンが壊れたら……)

当社では古いパソコンが1台ありますので読むことはできますが、常時起動させていませんのでこのフォーマットは推奨いたしません。

1.44MBと1.2MBのフロッピーディスクは同じ物ですからフォーマットすれば 1.44MB になります
容量が増えて少しお得になります。

そのフロッピーディスクをお持ちなら、データを一旦パソコンに保存し、1.44MBフォーマットを実行してください。
     

フォーマット済みで売られているものは、すべて1.44MBフォーマットされています。
(未フォーマットで売られているものもあります)

フォーマットって な〜に?
windowsやMAC、ワープロ専用機はフロッピーディスクを使うことができます。
しかし、その書き込む書式は、作ったところが勝手に決めています。
たとえばwindowsでは日本語で、MACは英語、ワープロ専用機はアラビア語といった感じです(実際は数字です)。
ですから、日本語なwindowsはタテに線を引き縦書きに文書を記録し、英語な MAC は横書き、アラビア語なワープロ機は横書きだけど右から左に読むなどの決まりがあります。(あくまでたとえ話です)

フォーマットを実行すれば、すでに書かれている文書をすべて消去し、新たに各方向に線を引く という作業をします。

(アラビア語の横書きだけど右から左がきだと、英語は書けない。。。つまりワープロ専用機のフロッピーはMACでは読めないし書けない。。。ということ)
(ただし、そういうルールで書かれていると解れば、翻訳することで読むことは可能になります。←かなり高度な技術(解読)作業が必要で、普通の人間にはできません。←遺跡の文字を読むほど大変です。)

1.44MBフォーマットのイメージ   1.2MBフォーマットのイメージ
1.44MBフォーマットのイメージ   1.2MBフォーマットのイメージ
同じ windows なのに 1.44MB は読めて、1.2MB は読めないの?
機械で読むので等間隔な溝を読んでいきます。その幅が違うので読むことも書くこともできなくなっています。
PC-9801 から windows に変わるころは需要が多かったので windows を作った所が読めるようにプログラムをしてきました。
最近はその需要がめっきり減ってきまして。ついに XP 時代では「もうや〜めた」となってしまいました。




640b fdd    2DD 最大720KB
8bit全盛期の頃(PC-8801-NEC製-)に使われた物です。
ワープロ専用機でも多く使われました。

現在も、ワープロ専用(フォーマット済み)として残っているかもしれません。
右下に穴があません
(2HDフロッピーの穴をセロテープなどで埋めれば2DDとして使えます)


2種類のフォーマットがあります。

640KBフォーマット    640KB フォーマット

720KB フォーマット

これらでフォーマットされたフロッピーデスクは、WINDOWS XPで読むことも書くこともできません
ワープロ専用機は特殊なフォーマットをしている場合がありますので、必ずしも読めるというわけではありません。少し入力して保存したものお貸しください。確認いたします。




まだまだあるフロッピーディスク

フロッピーディスクの歴史は20年以上あります。
上記以外に、2D、1DD、1Dという種類があります(容量は2DDの半分、の半分、の半分)。

逆に、超大容量のスーパーディスクという物もあります。最大容量はフロッピーディスクの80倍も入ります。

また、大きさも5インチ、8インチと、LPレコード並みの大きさもがあります(現在は見かけませんが)。
それらも当社では読むことはできません。




「フロッピーディスク」って、だれが考えたの?

かの有名な ドクター中松さん です。


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